皆さんこんにちは。tatan(たーたん)です。ブログに来ていただきありがとうございます。
今回はalden 54321についてです。
aldenと言えばモディファイドラスト、54321Vチップということで誰もが絶賛している名靴です。
余談ですが、僕は理学療法士で整形外科で勤務していた経験があるので医療用矯正靴を出自に持つモディファイドラストはすごく興味がありました。
いざ購入を検討すると初めて革靴を買う方はサイズ感であったり、コードバンのエイジング等気になることがたくさんあると思います。
そこで僕がalden 54321を購入に至った経緯、サイズ感(他ブランドも含め)コーデ例まで紹介できればと思います。
このブログでは以下のことを中心に紹介していますので最後までご覧いただければと思います。
- 筆者の各ブランドごとの着用靴のサイズ感
- モディファイドラストについて
- コードバンのエイジング
「Alden 54321(通称:Vチップ)」基本データ
ネットで検索すれば概要等は溢れていますが簡単に紹介します。

- スタイル:Algonquin Ox. 54321 通称-Vチップ
- 革:#8 ホーウィンシェルコードバン
- ラスト:モディファイド
購入経緯
当時はJ.M.WESTON 641を購入し次に買う革靴を検討していました。ウエストンを手に入れたので次はAldenという安直な考えでVチップ、コードバンと言えばバーガンディということで54321を購入しました。
やはりオーデンの名作靴の履き心地。モディファイドラストによるアーチサポートを体験してみたかった。Aldenを所有するという物欲を満たすほうが大きかったかもしれませんが。。。

Alden 54321 サイズ感
Alden54321は7.5Dを購入しました。以下に所有している各ブランドのモデル名と着用サイズを紹介します。
- Alden 99162(バンラスト):7D
- Alden 45491H(ミリタリーラスト):8D
- JMWESTON 641:6D
- JMWESTON 180:6C
- JMWESTON 722:7D
Alden 99162は若干踵浮きはありますがAldenフィッティングだと思えば気になりません。普通に歩けますしJMWESTONのフィッティングがビタビタ過ぎるだけです。以下に詳細記事がありますので参考にしてみてください

Alden45491Hは緩く羽根が閉じ気味ですがブーツなので履けてるという状況です。こちらも以下に詳細記事があります。


JMWESTON 641はジャストフィッティングで羽根の閉じ具合は1~1.5cm程度。641は6Dがマイサイズだと思います。そもそも僕の足の形状ではサイズ上げは羽根閉じますし、すでに小指部分は足の形状に沿ってアッパーが変わっていますので今以上のタイトフィッティングは困難と思いますのでサイズ下げるのも無理です。
JMWESTON 180は2年履きならしてようやく長時間履けるようになってきました。左足が大きい僕の場合は右はジャスト、左は踵に靴ズレができる場合がまだあります。180に関してはマイサイズをつかみ切れていないので僕と同じサイズの180を履いていてもAlden 54321も7.5Dを買うというのはやめたほうがいいと思います。
JMWESTON 722はブーツなので参考になりにくいですが着用初日から長時間歩行可能でした。もちろん履き馴染んでないので疲労感はありましたが痛みは全くありませんでした。(あまり参考にならないかも)
モディファイドラストについて

モディファイドラストの特徴は以下になります。
- 前足部のゆとり
- アーチサポート(土踏まずの絞り)
前足部のゆとりは前足部を広くとっているため窮屈なく着用できます。医療用矯正靴が出自ですので前足部を広くとることによって外反母趾等の足部変形に対応しやすくなります。また、足部変形は前足部が多いのでより多くの方が履きやすくなります。これが、革靴の履きにくさを解消している一因になっています。
アーチサポートは元々ハイアーチ(偏平足の対義語)の方向けに作成されています。日本では偏平足が圧倒的に多いですが、欧米人はハイアーチの方が多いです。
内側縦アーチは歩行時のエネルギーを吸収し適切な推進力を生みだす役割を持っていますので、偏平足では疲れやすくなります。これがモディファイドラストのアーチサポートによってアーチの高さを一定以上に保持してくれるため歩きやすくなっています。そして、日本人に偏平足が多いという背景がむしろハイアーチの方向けに作られたAlden 54321が日本人に愛されている要因になっていると思います。

右足を内側から見た図になります。赤い線の部分が「内側縦アーチ」と呼ばれる構造です。
エイジング
エイジング紹介のコーナー!(写真下手ですいません)

まずはエプロン部分から波打つ皺が分かるかと思います。シューツリーを入れていますので皺が伸びていますがそれでも分かる「うねうね」がいいですよね。

お次は側面から。退色や色味の個体差をお見せしたかったのですが屋内のライトですとわかりにくいです。太陽光ですとより退色が分かりやすいです。それでも購入して2年程度なので何十年も履いている方と比較するとまだまだヒヨッコですが。
エイジングに関しては今後も継続して着用するので次の機会があれば、経過報告の記事も上げていこうと思います。
コーデ
比較的に何にでも合わせられる革靴になります。

こちらは王道のアメトラスタイル
ブルックスブラザーズのボタンダウンにレジメンタルタイ、紺ブレにチノパン。コテコテのアメトラになり、やりすぎ感が出てしまいますが参考コーデなので大目に見てください。

ジーパンの相性は言わずもがな。コードバン#8とブルーデニムは非常に相性がいいです。(こちらはLVC1955になります。)
ドレススタイルにするならジャケパンまでになるかと思います。スーツスタイルには厳しいというのが個人的な感想になります。カジュアル着用であればジーパンや軍パン等に履いても品を上げてくれるようなそんな革靴になると思います。
alden 54321 まとめ
モディファイドラストのおかげで革靴特有の履き慣らし期間というものは僕の場合ほぼなく長時間着用できます。alden 54321は履き心地抜群なので試着からでも店舗に行って体験してみてください。LAKOTA HOUSEでは「ALDEN FITTING EXPERIENCE」なるものが開催され、普段履き皺をつけることができない革靴を実際に歩行することができるイベントも行われているのでチェックしてみてください。
サイズ感に関しても、他ブランドのサイズも紹介しているので参考になるかはわかりませんが検討してみてください。
今後も機会あればコードバンのエイジングは紹介していこうと思いますので期待して頂ければと思います。
それでは最後になりますがAlden 54321は比較的なんにでも合わせれる最高の履き心地の革靴になりますので購入を検討してみてください!

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